エンタープライズ:ニュース | 2003/04/22 22:03:00 更新 |
センドメール、Windowsにも対応したウイルス/スパム対策ソリューションを提供
センドメールは4月22日、電子メールシステム「Sendmail Switch」に、ウイルス対策やスパムメールのフィルタリング機能を提供する「メール・セキュリティ・ソリューション」を発表した。
センドメールは4月22日、同社が提供する電子メールシステム「Sendmail Switch」に、ウイルスの検知・削除やスパムメールのフィルタリング機能を提供する「メール・セキュリティ・ソリューション」を発表した。これまではUNIX版とLinux版のみの提供だったが、今回のリリースではWindows版が加わっている。
Sendmail Switchは、オープンソースのMTA「sendmail」をベースに、大規模ユーザー向けに開発されたメール配送パッケージ。今回発表されたメール・セキュリティ・ソリューションは、このSendmail Switchに、米ネットワーク・アソシエイツとのOEM提携の元提供されたウイルス・スキャニング・エンジンを組み込んでいる「Anti-Virus Filter」と、添付書類をフィルタリングする「MIME Attachment Filter」から構成されている。既存のメールシステムやグループウェアと組み合わせることも可能だ。
同ソリューションによって、クライアントが個々に対策を取る代わりに、ネットワークのゲートウェイ部分で一元的にウイルスやスパムメールに対処することができる。これにより、管理側の負担を軽減すると共に、確実かつ効率的に電子メールのセキュリティ対策を実現し、社内全体に被害が及ぶようなケースを防止できるという。
センドメールではさらに、メールを複製して他のサーバに保存する「Message Copier」や定型文、添付ファイルなどをメールに自動添付する「Message Appender」といったオプション機能も提供していく。
同ソリューションの価格はオープンプライス。センドメールの販売パートナーを経由して、同日より販売が開始されている。
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[ITmedia]