エンタープライズ:ニュース | 2003/05/16 09:08:00 更新 |
トレンドマイクロ、Linuxサーバ向けウイルス対策ソフトをバージョンアップ
トレンドマイクロは7月下旬より、コマンドラインでのウイルス検索などをサポートしたLinuxサーバ用ウイルス対策製品「ServerProtect for Linux 1.2」を発売する。
トレンドマイクロは7月下旬より、Linuxサーバ用ウイルス対策製品の新バージョン「ServerProtect for Linux 1.2」を発売する。
ServerProtect for Linuxは、Linuxサーバ上でリアルタイムでのウイルス対策を行うソフトウェア製品だ。他プラットフォーム向けのServerProtect同様、最新のウイルスパターンファイルや検索エンジンは、インターネット経由で自動的にアップデートできる。新バージョンでは、トレンドマイクロのアップデートサーバ以外に、自社内などに設置した複数のアップデートサーバを利用できるようになった。
なおトレンドマイクロでは合わせて、Linuxカーネルのアップデートに備え、新カーネルに迅速に対応するための「KHM」(カーネルフッキングモジュール)も提供し、最新の状態での対策を支援するという。
新バージョンではさらに、従来よりサポートしてきたWebベースの管理コンソールに加え、コマンドラインからウイルス検索・管理を行えるようになる。また、Web管理コンソールについては、HTTPS経由でアクセスできるようになったほか、新たにMozillaがサポートされた。
ServerProtect for Linux 1.2の価格は、パッケージ版が1サーバにつき15万5400円から。対応ディストリビューションはRed Hat Linux 8.0、Red Hat Linux 9のほか、Red Hat Enterprise Linux AS 2.1(カーネル2.4.9-e.16)となっている。
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[ITmedia]