エンタープライズ:ニュース 2003/06/16 18:53:00 更新


Borland、多言語データに対応の「CaliberRM 5.3」などを発売

米Borlandは、多言語データに対応した「Borland CaliberRM 5.3」および「Borland StarTeam 5.3」国際化版を発表した。

 米Borland Softwareは6月16日、多言語データに対応した「Borland CaliberRM 5.3」および「Borland StarTeam 5.3」国際化版を発表した。

 これら製品は、昨年Borlandが買収した米Starbaseの技術を利用したアプリケーションライフサイクル・マネジメントツール。CaliberRM、StarTeamともに米国で販売を行っていたが、日本を含め米国以外の顧客向が活用できるように、英語以外の言語データの格納と検索機能をサポートした国際化版を提供する。これにより、Borlandは、国際化する開発プロジェクトにおけるコミュニケーションの障壁を取り除く狙い。

 StarTeam 5.3は、開発プロセスを管理するための自動化された構成・変更管理システム。一方、CaliberRM 5.1は、エンタープライズ要件向けの管理システム。CaliberRM 5.1には、「Borland VisiBroker」が統合されており、組み込みソフトウェアをCORBA準拠のエンタープライズアプリケーションと相互接続させることが可能。また、同社の性能ベンチマークテストでは、CaliberRMの負荷時の性能を100〜300%向上したとしている。

 StarTeam 5.3は正規販売代理店から提供されている。日本におけるStarTeam 5.3国際化版の販売は6月末からとしている。

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[ITmedia]