エンタープライズ:ニュース 2003/07/22 23:33:00 更新


日本オラクル、「Oracle Collaboration Suite」 の最新版を提供へ

日本オラクルは、リアルタイムコラボレーション機能を追加した 「Oracle Collaboration Suite Release 2」 の提供を開始する。

 日本オラクルは7月22日、企業でコラボレーション環境を構築する「Oracle Collaboration Suite」の最新版「Oracle Collaboration Suite Release 2」の提供を開始すると発表した。

 「Oracle Collaboration Suite Release 2」には、「Release 1」から提供されていた「Oracle Files」(ファイル共有システム)と「Oracle Email」(電子メールシステム)に加えて、新たに「Oracle Calendar」と「Oracle Web Conferencing」を追加する。Oracle Calendarはリアルタイムスケジューリングシステムで、個人やグループの効率的なスケジュール管理機能だけでなく、Oracle Collaboration Suiteのほかの機能と連携させて統合された時間管理環境を構築できる。Oracle Web Conferencingは、離れた場所にいる人同士がインターネットを介してリアルタイムのコミュニケーションと共同作業を行うためのリアルタイムコラボレーションシステム。Oracle Collaboration Suiteを導入することで、企業は一元化された情報基盤で堅牢性の高いコラボレーション環境を構築でき、生産性の向上と、TCO削減によるROIを最大化できるという。オラクルはさらに、導入コンサルティングサービスの提供も予定している。

 Oracle Collaboration Suite Release 2の対応プラットフォームは、SolarisおよびLinux、HP-UXなどとなっており、価格は、フルライセンスの「Oracle Collaboration Suite Named User Plus」で7500円となっている。単体ライセンスの場合、Oracle Filesが5600円、Oracle Emailが5600円、Oracle Web Conferencingが5600円となっている。Oracle CalendarはOracle Emailのライセンスに含まれる。提供開始日は8月22日、受注開始は8月12日から。

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[ITmedia]