| エンタープライズ:ニュース | 2003/09/02 19:44:00 更新 |

セキュリティフライデー、PacketBlackHoleのログをVISUACTで解析するソフトを発売
セキュリティフライデーは、ネットエージェントの「PacketBlackHole」で収集したパケットログの中からWindowsネットワークのアクセスを抽出、解析するためのソフトウェア「VISUACT トランスレータ」の販売を開始した。
セキュリティフライデーは9月2日、ネットエージェントが開発、提供するネットワーク監視システム「PacketBlackHole」が収集したパケットログの中から、Windowsネットワークのアクセスを抽出し、可視化するソフトウェア「VISUACT トランスレータ」の販売を開始した。
セキュリティフライデーとネットエージェントは今年6月に技術提携を行い、7月にはVISUACT トランスレータを提供する方針を明らかにしていた。PacketBlackHoleとVISUACT トランスレータを組み合わせることにより、企業システム内を流れるパケットをすべて記録し、その中からWindows関連のファイルアクセス情報のみを抽出し、分かりやすい形で示すことができる。いつ、どのWindowsマシンからどういったアクセスが成されたかを把握し、事後の調査に活用できるほか、不正アクセスの抑止力としても利用できる。
なおVISUACT トランスレータは、PacketBlackHoleが標準で採用しているlibpcap方式のパケットログファイルをそのままオフラインで読み込み、翻訳できるという。したがって、同じくlibpcap方式に対応したEtherealやtcpdumpなどのファイルも入力可能だ。
VISUACT トランスレータの価格は19万8000円。代理店を通じての販売だけでなく、インターネットからのダウンロード販売も行われる。
関連記事関連リンク
[ITmedia]
