エンタープライズ:ニュース 2003/09/09 21:37:00 更新


ストラタス、第2世代無停止型サーバを発表

日本ストラタステクノロジーは、Windows Server 2003に対応した無停止型サーバ「ftServerシリーズ」の第2世代製品2機種を発表した。

 日本ストラタステクノロジーは9月9日、無停止型サーバ「ftServerシリーズ」の第2世代製品となる「ftServer 6600」「ftServer 5600」を発表した。

 ftServer 6600は、従来の最上位モデルftServer 6500の後継となる製品で、CPUにXeon MP/2.0GHzまたは2.8GHzを、2wayまたは4way構成で搭載、最大搭載メモリは12Gバイト(ftServer 6500では6Gバイト)。電源、I/O、プロセッサーユニットなど主要コンポーネントはそれぞれ二重化している(三重化も可能)。ftServer 6500はラックに収納した場合は高さが16Uないし18Uだったが、ftServer 6600では10Uに抑えた。対応OSはWindows 2000 Advanced ServerまたはWindows Server 2003 Enterprise Serverで、プリインストールしての出荷も可能。価格は1577万円から(Windows Server 2003 Enterprise Editionバンドル時)。

 ftServer 5600は、3月に発表したエントリーモデル「ftServer 3300」の拡張モデルととして位置づけられる製品。CPUにXeon/2.8GHzを1wayまたは2way構成で搭載し、最大搭載メモリは6Gバイト(ftServer 3300は3Gバイト)。筐体は高さ6Uで、主要コンポーネントは二重化している。対応OSはWindows 2000 Advanced ServerまたはWindows Server 2003 Enterprise Serverで、プリインストールしての出荷も可能。価格は432万円から(Windows Server 2003 Enterprise Editionバンドル時)。従来機種のftServer 5240は1100万円程度の価格付けとなっていたが、ftServer 5600では大幅にコストパフォーマンスを改善した。

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[ITmedia]