| エンタープライズ:ニュース | 2003/09/16 14:08:00 更新 |

米国Sunの「ニューワーク」に見る製造の合理化ポイント
米国Sun Microsystems、メンローパークキャンパスから数十分ほどの離れた場所には、同社がサーバ製造を行う工場施設がある。敷地内の広さは16万2000平方フィート、約500名が構内で働いているという。ここでは客先要求により24時間作業が行えるような体制が整えられている。

構内で特徴的なものの1つは、機器への配線がすべて上部から垂れた状態になっており、製造工程ごとに柔軟な変更もできるよう配置されている点だ。

製品ごと、工程ごとにユニットで分けられている。工員がそれほど多くなく、大量生産の工場イメージではない
製造のプロセスにはおもに5工程を設けているという。キット、組み立て、テスト、パッケージ、最終組み立て、と続き、構内と外部につながる搬送口は33カ所ある。
全体のイメージとしてはコンポーネント化されたパーツを組み立て、その検証までを工員がカスタマイズして行うというのが特徴だ。中二階には検証用のサーバが用意されており、実際の操作を行うワークステーションは1階の手元に置かれている。

検証用のワークステーションが並ぶ。工員がテストを行っている模様

搬送までをこの場で行っている。フォークリフトがあちこちに見られた
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[木田佳克,ITmedia]
