エンタープライズ:ニュース 2003/09/26 20:32:00 更新


ストラタステクノロジー、「ftServerで止まらないシステムを」

無停止型IAサーバをラインアップするストラタステクノロジーは、Windows Server 2003の採用に合わせた新製品発表のセミナーを都内で開催した。

 日本ストラタステクノロジーは9月26日、同社の無停止型IAサーバであるftServerをフィーチャーしたパートナー向けソリューションセミナーを都内のホテルで開催した。

 ストラタステクノロジーは、フォールト・トレラント(耐障害性)を主眼とした無停止技術によるソリューションを提供している。2000年には世界初のWindows 2000搭載フォールト・トレラントIAサーバ「ftServer」を発表するなど、クリティカルな業種向けに多くの実績を持つ。

 その最新の製品となるのが、この9月に全世界同時発表、出荷開始された「ftServer5600/6600」シリーズ。Intel Xeon MPプロセッサを2基または4基搭載し、OSにはWindows Server 2003 Enterprise Editionが採用される。すでに今年3月に発表済みの「ftServer3300」を加え、第二世代のftServerとしてエントリーモデルからハイエンドモデルまで3製品を位置付けている。

fts004.jpg

米Stratus Technologies プロダクトマネージメント&プランニング コンサルティング プロダクトマネージャのトレーシー・エスタブルック氏が新製品の詳細を説明。


 ftServerは電源、I/O、プロセッサなど主要なコンポーネントを二重化、そのすべてを同期させて同時に稼動させることで、障害時にシステム停止などの最悪の事態を回避する構造を持っている。同様の目的でクラスターシステムという手法もあるが、こちらは障害が起こって初めて代替(フェイルオーバー)が行われるため、タイムラグが発生するなどの問題がある。すべてのコンポーネントは1U/2Uのモジュラータイプで、製品はCPU、コアI/O、拡張I/O、バックプレーンから構成される(5600/6600の場合)。各ユニットはユーザーの手で交換が可能であり、メインテナンス性に優れる。

 会場にはftServer5600/6600の両機が展示されており、またセミナー中では活線挿抜で擬似的に障害を発生させ、システムが継続することをアピールするデモンストレーションも行われた。

fts001.jpg

会場内に置かれたftServer6600。すべてのコンポーネントが1U/2Uのユニットとなっており、19インチラックに収納できる。


ftS002.jpg

稼動中にモジュールユニットを抜いてもシステムダウンしないことをデモでアピール。


 OSにWindows Server 2003を選択した点について、日本ストラタステクノロジー 執行役員 システム&マーケティング本部長の本多 章郎氏は「ftServerとWindows Server 2003の組み合わせは、フォールト・トレラントシステムに最適なソリューションを提供できる。顧客には本番までに十分テストを重ねてもらい、完全な信頼性を確保した上で導入してもらうというプロセスをとる」と話す。

fts003.jpg

日本ストラタステクノロジー 執行役員 システム&マーケティング本部長の本多 章郎氏。


 セミナー後半ではマイクロソフト OEM営業本部 OEMプレセールスエンジニアリンググループ プレセールスエンジニアの会田 喜弘氏が登場。

fts006.jpg

マイクロソフト OEM営業本部 OEMプレセールスエンジニアリンググループ プレセールスエンジニアの会田 喜弘氏


 「年間IT投資の60〜70%が運用管理に費やされている。そのためITコスト削減のあおりは管理人員の削減、残された管理者の負担増という図式を招いている。これでは根本の解決になっていない」と企業の現状のIT投資の問題点を指摘。「本当の解決のために、システムの見直しが迫られている。Windows Server 2003は、マイクロソフトが提案するそれへの回答」と打ち上げ、Windows Server 2003の新機能とftServerへの親和性をアピールした。

 今回の新製品発表により、メールサーバからデータセンターまで幅広い用途をカバーする3製品を揃えたftServerシリーズは、「金融機関や病院など、ビジネスクリティカルな分野への導入が進んでいる」(本多氏)という。

関連記事
▼ストラタス、第2世代無停止型サーバを発表
▼NECとストラタス、新サーバはクラスタに勝ると主張
▼Windows .NETチャンネル

[柿沼雄一郎,ITmedia]



Special

- PR -

Special

- PR -