エンタープライズ:ニュース | 2003/10/03 01:52:00 更新 |
OCNに障害発生、DNSへの過度の負荷が原因
10月2日、NTT Comが提供するインターネット接続サービス「OCN」で障害が発生。DNSへの負荷集中が原因という。
10月2日、NTTコミュニケーションズ(NTT Com)が提供するインターネット接続サービス「OCN」で障害が発生した。一部のDNSサーバのサービス機能が低下し、インターネットへの接続が困難になったり、あるいは接続ができない状態が生じたという。
この障害が発生したのは10月2日の午前9時54分ごろから同日午後5時37分までで、現在は回復している。原因は、OCNのDNSサーバに負荷が集中し、Webページの閲覧や電子メールの利用などに不可欠な名前解決が困難になったたため。NTT Comでは急遽DNSサーバを増設して問題を回避したというが、なぜDNSの負荷が高まったかについては調査中という。
この障害によって、OCN ダイヤルアクセスのほか、OCN ADSLアクセス「フレッツ」プランや同光アクセス「Bフレッツ」プランといった、いわゆるブロードバンド接続サービスが影響を受けた。NTT Comによると、2日の午後5時半時点で約1100件に上る障害申告があったというが、実際に影響を受けたユーザーは最大で約98万4000人に上るとしている。
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NTTコミュニケーションズ
[ITmedia]