エンタープライズ:ニュース 2003/10/20 14:35:00 更新


MS、日本独自のWSS追加テンプレート「GroupBoardワークスペース」を発表

マイクロソフトはWSSの追加ワークスペーステンプレート「Microsoft GroupBoardワークスペース」をパッケージ化、11月21日に発売する。

 マイクロソフトは、Windows SharePoint Services(WSS)の追加ワークスペーステンプレート「Microsoft GroupBoardワークスペース」をパッケージ化し、11月21日に発売する。推定小売価格は2万9800円。

GroupBoardワークスペース

GroupBoardワークスペース


 GroupBoardワークスペースは、Windows Server 2003のチームWebサイト作成サービス、WSSに追加して使用するテンプレート。チームメンバー全員のスケジュールや施設予約を共有するための「スケジュールと施設予約」、行き先情報を共有する「行き先掲示板」や「電話メモ」、「回覧板」など、日本特有の仕事環境を調査して開発されたもの。WSSにインストールし、ユーザー情報を登録するだけで利用できるという。

 Outlook 2003をはじめ、Office System各製品と連携する機能も強化。GroupBoardワークスペースの機能の1つ「スケジュールと施設予約」で作成したスケジュールをOutlook 2003と連携させ、GroupBoardワークスペースとOutlookのスケジュール情報を一元的に参照することなどが可能。

 また、2001年4月にリリースした最初のGroupBoardから掲げている「ブラウザだけで誰でも簡単に利用できる」というコンセプトに基づき、操作性に重点を置いて開発したともしている。

 パッケージ発売に先行して、60日間限定評価版の無償ダウンロードを10月21日から始める。

関連記事
▼第12回 チームのコラボレーションを実現するWindows SharePoint Services
▼Interview:「生産性向上にはデスクトップアプリ以上のものが求められている」とMS Office総責任者レイクス氏
▼Windows.NETチャンネル

関連リンク
▼マイクロソフト

[ITmedia]