エンタープライズ:ニュース 2003/12/15 19:53:00 更新


システム・テクノロジー・アイ、ITスキル診断専用のイントラネットシステムを発表

システム・テクノロジー・アイとアルゴエデュケーションサービスが、国内で初めてとなるITスキル・スタンダードに基づくITスキル診断専用サーバを発表した。

 システム・テクノロジー・アイとアルゴエデュケーションサービスは12月15日、経済産業省が策定したITスキル・スタンダード(ITSS)に基づいたスキル診断や、その結果から人材育成計画を立案し、e-ラーニングによって実際にスキルアップさせる機能を搭載した「iStudy Enterprise Server for ITSS」を発表した。

 両社は共同開発したITSS診断サービス「iStudy Skills for ITSS」を10月10日からASPとして提供しているが、今回発表したiStudy Enterprise Server for ITSSはそのイントラネット版。学習計画を立案する「Learning Planner」や学習の進捗状況やその効果を測定する「Learning Manager」の機能が新たに追加されるほか、企業内の既存人事システムと連動した全社的な人材育成が実現できるという。なお、ITSS対応のスキル診断専用サーバの提供は国内初。

 ITSSは、経済産業省が「e-Japan重点計画2002」に基づき、各種IT関連サービスにおけるプロフェッショナルを効果的に育成するための社会的基盤として、求められるスキルを具体的に定義し体系化したもので、そのVer 1.0が昨年12月に公表されている。昨年8月にアルゴ21からスピンオフしたアルゴエデュケーションサービスでは、ITSSの検討段階から参画しており、今年7月には他社に先駆けてITSSに基づく研修ロードマップを作成しており、計画に沿った実際の研修の提供も行っていくという。

 「製造業が設備に投資するのと同様、システムインテグレーターらも技術者に投資をしなければならない。しかし、その効果を測定するには、個人の育成計画を立案し、それを研修にまで結びつけるシステムが必要だ」と話すのは、アルゴエデュケーションサービスの加藤正彦社長。

 同社はiStudy Enterprise Server for ITSSのOEM販売を行う予定だが、「デマンドは旺盛」(加藤氏)と手ごたえを感じているいう。

 基本機能を備えたスタンダードエディションが来年2月19日から、Learning PlannerやLearning Managerを搭載したエンタープライズエディションは4月から提供が始まる。システム・テクノロジー・アイのe-ラーニングソフトウェア「iStudyシリーズ」もエンタープライズエディションでは購入可能となる。

 価格は、iStudy Enterprise Server for ITSS Oracle版(ユーザー数無制限)のスタンダード版が300万円、同エンタープライズ版は400万円。

 システム・テクノロジー・アイの松岡秀紀社長は、「iStudy Enterprise Server for ITSSはわれわれにとって戦略的な製品。人事・総務の主導によるスキル診断が浸透すれば、それがiStudyシリーズなどの呼び水となる」と話す。

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[浅井英二,ITmedia]

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