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2004/02/13 14:02:00 更新


ミュンヘンに次ぎ、パリもLinuxデスクトップ計画推進へ

ミュンヘンのLinux移行化計画で実績を持つコンサルティング会社がパリのIT戦略立案に携わっている。(IDG)

 ITコンサルティング企業のUnilogは、パリ市からの依頼により、同市の将来のデスクトップクライアント戦略に関する調査研究を行っているという。同社がバイエルン州都ミュンヘンで調査を担当し、その結果オープンソースのソフトウェアを採用することになったことから、同社に白羽の矢が立てられた。

 パリのITシステムでは1万7000台のPCと400台のサーバが、600本のアプリケーションを1800サイトで動かしており、Unilogによれば、ミュンヘンの構成と似ているという。Unilogによれば、同社は財務的に独立性を保っており、その評価に関しては完全に中立性を持ち、パリ市の技術、経済、戦略的優先順位を考慮して、戦略を推奨するという。

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