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2004/03/04 17:50 更新


Amazon.co.jp、「Webブラウザを介さない」Webサービスを提供開始

アマゾン ジャパンは、MicrosoftのOffice Systemに対応した新ソリューションとして、新サービス「Microsoft Office System対応 Amazon.co.jp リサーチサービス」を発表した。Webブラウザ離れは進むか?

 アマゾン ジャパンは3月4日、MicrosoftのOffice Systemに対応した新サービス「Microsoft Office System対応 Amazon.co.jp リサーチサービス」を発表した。同サービスを利用するために必要なファイルは、同社のWebサイトにて提供されている。

 同社にて開催された説明会には、アマゾン ジャパンの代表取締役社長、ジャスパー チャン氏が挨拶に立ち、「今回発表した新サービスを利用することで、より便利に商品情報の検索などを行えるようになった」と話した。

チャン氏

「今回のサービスはWebサービスの力を見せてくれる」と話すチャン氏


 同サービスは、Amazonが以前から進めているWebサービス(Amazon Web Servies:AWS)の一つとして位置付けられている。同社のWebサービスは日本でもニッセン オンラインやkeizaireport.com、ライブドアが提供するブログなどで利用されている。グローバルで見ると、利用者(正確には利用に必要な登録を行った数)は5万ユーザーを超えるという。

 今回発表されたサービスをインストールすると、Microsoft Office 2003 の新しい作業ウィンドウである「リサーチ」メニューからAmazon.co.jpの商品データベースを検索できる。また、得られた商品情報に対して次のようなアクションを行うことが可能となる。

  • 得られた商品情報をフットノートとして挿入
  • 得られた商品情報のイメージを拡大
  • 得られた商品情報イメージを挿入
  • 得られた商品情報を挿入
  • 得られた商品情報のリンクを挿入
  • Amazon.co.jp ショッピングカートに入れる(別ブラウザが立ち上がる)

利用例

「リサーチ」ウインドウで同サービスを利用したところ


 目を引く点としては、これらの作業が基本的には1つのアプリケーションで完結しており、Webブラウザを別途立ち上げる必要がないことが挙げられる。Amazonに触れる状態をWebブラウザ外でも作り出すことで、より多くの潜在顧客へ訴求することが可能になり、結果的に売り上げに繋がることになるだろう。

 もし、同サービスで、Amazon.comで提供されている書籍の全文検索機能「Search Inside the Book」を利用できれば利便性はより向上する。日本でも現在、同機能を提供する予定で、そのためにクリアすべき各種条件を取り揃えている状態にある。チャン氏は「可能性はあるとだけいっておきたい」として、今後に含みを持たせた。

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[西尾泰三,ITmedia]

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