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2004/05/31 10:37 更新
ユビキタス世代に向けたJavaテクノロジーの推進委員会
Javaに関わる6社の国内ベンダーが、技術と活用、推進を目的とするJT4T(Java Technologies for Telco)推進委員会。代表するBEAとサンが会見を行った。
5月25日に既報の「Java Technologies for Telco(以下、JT4T)について、その6社のリーダーとなる日本BEAとサン・マイクロシステムズからメディア向けのアナウンスが行われた。
会見には、日本BEAシステムズから営業本部情報通信営業部の野澤 裕氏(写真右)、サン・マイクロシステムズからはソフトウェア・ソリューション本部の福田敦彦氏(写真左)が参加された。
野澤氏は、JT4Tの意義について「通信業界とJavaソリューションベンダーをつなぐためのもの。ユビキタス世代に向けたベストプラクティスを提案していくことにある」と語る。
また、「これまでに通信業界ではCORBAへの積極的な投資を行ってきた経緯もあり、Javaへの本腰は上げられていない」と分析し、今後の付加サービスやネットワークそのものの仕組みを考える機会を作ることが目的だと言及する。
今後の取り組みとしては、まず最初に7月までにJava技術適用分野の検討を行う。市場動向調査や適用事例紹介を整えて7月末には正式設立となる予定だ。これ以降は、OSS/BSSのオペレーションを始めさまざまな基盤を整備し、ワーキンググループを編成。2005年1〜4月までには、それまでの成果をレポートとして公表するという。
[ITmedia]
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