管理者にとって最も身近で、頻繁に行うことになる作業がバックアップだ。バックアップ/リストアは、身近な作業ゆえに惰性でなんとなく作業されるケースが目立つが、明確な目的の下に適切に導入、運用すればシステム全体のTCOやアベイラビリティに大きな効果をもたらす。この特集では、バックアップとはいったいどういう作業かという基本的な解説から、システム全体の効率を高める導入方法のヒントまでを紹介していく。
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第4回 法規制上避けられない大容量データの保管を支えるILM

デジタルデータを長期間、真正性を確保しながら保管することは、単にシステム運用をスムーズに行うためだけでなく、企業統治上の要請ともなっている。それを支援するのがILMだ。

第3回 バックアップシステムを構築する(後編)

せっかくバックアップシステムを構築しても、「スペック」と実際のデータ転送速度に差が生じてしまう……というケースもある。システム側のボトルネックを知ることで、そうしたワナに陥らないようにしたい。

第2回 バックアップシステムを構築する(前編)

組織に見合った適切なバックアップシステムを構築するには、いつ、どのくらいの容量のデータをバックアップするかという要件を明確にし、条件を絞り込んでいくことが重要だ。

第1回 そもそもバックアップとは何か?

急激な勢いで増加を続けているデジタルデータ。このデータを常に使える状態で保存し、保護するには、バックアップも含めたさまざまな手法を適切に組み合わせる必要がある。