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「Impress」で問うPowerPointを使う理由:OOo 2.0が変えるオフィスアプリ基準 第4回(5/5 ページ)
プレゼンテーション作りといえば、短時間で説得力のあるドキュメントを作ることが大前提だろう。この条件にOpenOffice.org 2.0の「Impress」は役だってくれるのか? この特集では、PowerPointと相互作成した文書を用意し、互換性を検証した。
現行で最新のPowerPoint 2003は、テンプレートやアニメーション効果も洗練されており、このセンスをImpressで再現することは難しいというのがOOo上での互換性だ。しかし、仕事でプレゼンを行うために、自宅での作業用としてImpressを使うには、現実的な利用方法ではないだろうか。
自宅では、プレゼンを作成したりと発表を練習するなどして、最後の仕上げは会社のPC上でPowerPointで仕上げる。このような使い方の一例が考えられる。また、これまでPowerPointを使ってこなかったユーザーが、新しくプレゼンテーションツールを使い始めたいのであれば、フリーライセンス料であるOpenOffice.orgのImpressだけを使っていけるだろう。さらに、旧バージョンのPowerPointを使い続けているユーザーは、セカンドマシンにImpressをインストールしてもよいだろう。
自らのPC上でプレゼンテーションを作成し、実際のプレゼンの場でも同一のPCを使う。これならばImpressで十分に事足りる。このデータを他人と共有することがある。その場合には制限表を作るなどの前提条件が伴うというのが実シーンでの使いこなしになる。
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