OpenOffice.org 2.0が変えるオフィスアプリ基準

この特集では、全10回でOpenOffice.orgの概要から各ツールの操作性、新機能やMicrosoft Officeとの互換性を検証していく。サンへのインタビューに始まり、Writer(第2回)、Calc(第3回)、Base(第4回)、Impress(第5回)、Draw(第6回)、HTMLエディタ(第7回)、Math(第8回)、マクロ(第9回)のそれぞれを題材とした構成になる。

新着記事

「OpenDocumentフォーマット」はオフィス環境の何を変えるのか?

news012.jpg

IBMのWorkplaceで採用、ジャストシステムの一太郎がサポート、英国での大規模採用などもOpenDocumentの大きなニュースとなっている。XMLを基としたこのドキュメント規格はどのような構造を持ち、どのような可能性があるのか?


月刊「OpenOffice.orgコミュニティ通信」――11月号:

OpenOfficeの課題、MS Office互換と独自性バランス

news030.gif

2.0の日本語版がリリースされ、OpenOffice.orgは本領を発揮する土壌が整った。企業を中心とするオフィススイートの見直しに、いま本当に必要なものは何なのか? 考える時期が来たようだ。


「OpenOffice.org 2.0」日本語版も正式リリース

オープンソースのオフィススイート「OpenOffice.org 2.0」の日本語版が正式にリリースされた。


マサチューセッツ州総務長官、OpenDocument採用計画に異議

行政機関で用いるソフトウェアをMicrosoft Officeからオープンスタンダード対応製品に切り替えるというマサチューセッツ州の計画に、同州の総務長官が異議を唱えた。


OpenOffice.org 2.0が変えるオフィスアプリ基準:

「StarSuite 8」レビューで見えた対MS Officeへの気合い

news021.jpg

今や企業内の文書作りにはオフィススイートが欠かせない存在だ。その選択肢の1つとして、新たな商用バージョン「StarSuite 8」が登場した。ショップ販売も開始されている。


Sunが「StarOffice 8」をリリース――Microsoft Officeとの互換性を改善

news029.jpg

米国時間の9月27日、SunはStarOffice 8をリリースする。ユーザーの間で最も不満とされていたMicrosoft Officeとの互換性に対処している。(IDG)


OOo 2.0が変えるオフィスアプリ基準 第7回:

OOoでOffice 12のVBAロックインから抜け出せるか?

news017.gif

OpenOffice.org 2.0が変えるオフィスアプリ基準の7回目では、オフィスアプリケーション内の操作を自動化する「マクロ」について触れる。MS Officeとの互換性はいかに。


「来年にはシェア1位に」PowerPointに挑むソースネクストとサン

ソースネクストは都内で事業戦略説明会を開催し、「スタースイート 8」およびImpressを独立させた「超五感プレゼン」を含む新製品を発表した。


米マサチューセッツ州、MS OfficeからOpenDocumentに乗り換え表明

news017.jpg

世界の行政府機関がオープンソースや標準技術の支持を打ち出す中、米国の主要な行政府機関としては初めて、マサチューセッツ州がMicrosoft Officeの段階的な使用中止計画を明らかにした。(IDG)


OOo 2.0が変えるオフィスアプリ基準 第6回:

OpenOffice.org「Draw」はMS Officeには無い付加価値へ

news009.jpg

OpenOffice.org 2.0が変えるオフィスアプリ基準の6回目は、「図形描画」をクローズアップする。Drawは、Microsoft Officeには単独として無い機能を備えている。Word対抗のWriterなどと連携し、クリップアートの充実さを狙う。


MySQLデータベースとBaseを接続する(その2)

MySQLをBaseに登録し、OpenOffice.orgと連携させながら業務アプリケーションとして活用するための基礎知識学ぶ同特集。今回は、MySQLの設定を行うとともに、MySQLをBaseに登録するまでを解説する。


Wordのオルタナティブ、TextMakerの最新β公開

news016.jpg

Wordの代替製品(OOo 2.0が変えるオフィスアプリ基準)が幾つか登場しているが、そのひとつTextMakerの最新βがWebサイトで公開された。TextMaker 2005は49.50ドルという低価格と、ファイル互換性がウリという。(IDG)


MySQLデータベースとBaseを接続する(その1)

本格的なDBMSであるMySQLをBaseに登録し、OpenOffice.orgと連携させながら業務アプリケーションとして活用するための基礎知識を3回に分けて紹介する。今回はMySQLのインストールまでを押さえよう。


OOo 2.0が変えるオフィスアプリ基準 第5回:

OpenOffice.orgの「Base」はAccessを狙わず何を目指したか

news004.png

Microsoft Accessといえば、その適用範囲は単体としてのDBとしてはもちろん、他DBのフロントエンドとしても利用されることが多い。OpenOffice.org 2.0が変えるオフィスアプリ基準の5回目は、新生「Base」との互換性を検証してみた。


OOo 2.0が変えるオフィスアプリ基準 第4回:

「Impress」で問うPowerPointを使う理由

news012.gif

プレゼンテーション作りといえば、短時間で説得力のあるドキュメントを作ることが大前提だろう。この条件にOpenOffice.org 2.0の「Impress」は役だってくれるのか? この特集では、PowerPointと相互作成した文書を用意し、互換性を検証した。


OOo 2.0が変えるオフィスアプリ基準 第3回:

OOoの表計算「Calc」とExcelを互換検証

news035.jpg

Excelはライセンスが高価だからOOoを考えたい。しかし、データの互換性も重視したい。そんなニーズに対し、この特集「OpenOffice.org 2.0が変えるオフィスアプリ基準」では、相互作成した文書を読み込み、再現性を確認した。CalcはExcelの代わりに使えるのか?


OOo 2.0が変えるオフィスアプリ基準 第2回:

「Writer」が目指したワープロソフトの理想とは

news052.gif

正式リリースが迫るOpenOffice.orgの新版2.0。特集「OpenOffice.org 2.0が変えるオフィスアプリ基準」の第2回目は、サンプル文書を公開したWord 2003との互換性検証を始め、新機能を中心にPDFエクスポート、長文スタイル機能を見ていく。


OOo 2.0が変えるオフィスアプリ基準 第1回:

OpenOffice.org 2.0はMicrosoft Office代替えにふさわしいか

news002.gif

正式リリースが迫るOpenOffice.orgの新版2.0。この特集「OpenOffice.org 2.0が変えるオフィスアプリ基準」第1回は、オフィススイートに求められるべき要件は何なのかを整理し、機能性、互換性、それともシェアなのかを検証していく。


Interview:

サンはOpenOffice.orgコミュニティーをどう見ているのか?

news001.gif

意外と語られることのなかったサンとOpenOffice.orgコミュニティーの関係。サンは、OpenOffice.orgを基としてStarSuiteを出荷しているが、勢力はどのように作用しているのか? コミュニティー側との対談模様をお送りする。


関連記事

月刊「OpenOffice.orgコミュニティ通信」

OpenDocumentフォーマットのOASIS標準化は、OSSのオフィススイートとして大きなステップとなった。2007年問題を前に、OpenOffice.orgは企業のPCランニングコストを見直すきっかけとなるかもしれない。2.0登場を前にコミュニティーはますます活性化している。


Interview:

OpenOffice.org 2.0について、2人のマネージャーに聞く

全面的に改良された新バージョンOpenOffice.org 2.0がいよいよリリースされる。コミュニティー・マネージャーLouis Suarez-Pottsとリリース・マネージャーMartin Hollmichelに前版との違いについて聞いた。


OpenOffice.org 2.0に対し、フリーソフトウェア支持者が「Javaを使いすぎ」と批判

間もなくリリース予定の「OpenOffice.org 2.0」だが、フリーソフトウェア陣営からはSun Microsystemsのプロプライエタリなプログラミング言語であるJavaに依存しすぎているのは問題だという声が出始めている。


Javaの影響:

OpenOffice.org 2.0とFOSSコミュニティー

OpenOffice.org 2.0ベータでは、いくつかの新機能でJava Runtime Environment(JRE)を必要としているが、そのことに対して、少数でも明確に発言する人々が激しくかつ否定的に反応している。


関連リンク

Microsoft Office Systemアプリケーションレビュー

マイクロソフトの新しいOfficeが今年第3四半期に登場する。名前が示すとおり「システム」へと進化したOfficeだが、システムを構成する個々のアプリケーションはどのように進化しているのだろうか。