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Dellにも上場廃止勧告――公聴会を要請
過去の会計上の記録に問題があることが判明し、決算報告書の提出が遅れているDellも、NASDAQから上場廃止勧告を受領。公聴会を要請した。
米Dellは9月20日、NASDAQからの上場廃止勧告を受け、NASDAQに対して公聴会を要請すると発表した。これにより上場廃止の判断は保留になり、Dellは引き続きNASDAQ市場に留まる。
Dellは過去の会計上の記録に関し、見越項目や引き当てなどの記録に問題があることが判明したとして、米証券取引委員会(SEC)への5〜7月期決算報告の提出が遅れると発表していた。同社は、SECによる非公式調査を受けているほか、内部調査を実施中。ニューヨーク南部地区連邦地検も、Dellに対し、2002年以降の財務報告に関しての書類の提出を要求している。Dellでは、調査の完了次第、ただちに決算報告を提出するとしている。
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