1月8〜11日にラスベガスで開催される世界最大の家電展示会2007 Consumer Electronics Show(CES)に、米IBMが久々に登場――IBMが1月3日、CESでの展示内容を発表した。前回参加した10年前はPC、56Kbpsモデムのインターネット接続キット、スキャナなどを展示したIBMだが、今回はゲームや医療、携帯端末などを支える最新技術や、同社のバーチャル世界でのプレゼンスなどを展示する。
「前回(のCESへの参加)以降、われわれはコンシューマー市場への取り組みを劇的に変化させてきた」とIBM。同社のビジネスは、コンシューマー向け製品開発から、製品開発を行う顧客企業への技術やノウハウ提供へと変化した。CESでは、MicrosoftのXbox 360や任天堂のWii、ソニーのプレイステーション 3といったゲームを支える技術や、携帯端末向け技術、音声認識・翻訳技術などを紹介する。
また、バーチャル世界「Second Life」におけるIBMの取り組みも展示。Second Lifeを体験できる場を設け、今後のバーチャル世界ビジネスの可能性を紹介する。
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