ニュース
PTC、製品開発と製造プロセスを最適化する「Windchill」の最新版を発表
PTCは、世界3000社以上に提供しているPLMソリューションの最新版「Windchill 9.0」、およびMPMソリューションの「Windchill MPMLink」を発表した。
PTCジャパンは6月5日、製品のコンテンツやプロセスを管理するソフトウェア製品群の最新版「Windchill 9.0」を発表した。
「Windchill」は同社のPLM(製品ライフサイクル管理)ソリューション製品群で、主に製品の設計、製造などにおけるプロセスを強化し、製品開発にかかるコストの削減や流用設計の推進などに対応するソリューションとなる。
最新版となるWindchill 9.0では、製品、製造工程の同時進行、設計サイクルの短縮、製品バリエーションの検証など、エンタープライズ製品におけるコンテンツ管理の機能が拡充された。またWindchill 9.0には、製造開発と同じシステムで製造プロセスを管理できるMPM(製造プロセス管理)向けソリューション「Windchill MPMLink」が統合されている。
さらにビューアデータの読み込み、操作、配布などの性能向上による生産性の改善、プロジェクトの進捗状況などの管理が可能なリアルタイムのレポート表示、インタフェースの機能向上によるユーザーの役割や職務に応じた情報の表示などの特長を持つ。
Windchill 9.0、Windchill MPMLinkともに2007年9月に提供を予定している。
関連記事
- 情報を「コピペ」で使う危うさに対応するソフトウェア
製品開発システムの提供で知られる米PTCはエンタープライズパブリッシングソフトウェアを提供するArbortextを買収すると発表した。 - PTCジャパン、Webベースの情報管理ソフトを販売開始
PTCジャパンは、Webベースの情報管理システム「Windchill PDMLink 6.2」を5月6日から販売する。 - PTCジャパン、機械系3次元CAD/CAM/CAE「Pro/ENGINEER」の日本語最新版を販売開始
PTCジャパンは機械系3次元CAD/CAM/CAE「Pro/ENGINEER Wildfire」の販売を開始する。 - 日本PTC、製造業向けWebベースコラボレーションツール「Windchill」最新版を出荷開始
日本PTCは、CPC/PLMソリューションソフトウェアプラットフォームの最新版「Windchill 6.2」の出荷を開始する。 - 日本PTC、「Windchill DynamicDesignLink」を販売開始
日本PTCが、「Windchill DynamicDesignLink」を販売活動を開始する。同製品は、製造業における「受注設計」型製品の受注から設計、生産へとまたがる業務プロセスを自動化・最適化するためのソフトウェア。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.