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中小企業向けIP電話システムが「N902iL」に対応――日立電線
日立電線は、IP-PBX「AquaVocal」がNTTドコモのFOMA/無線LANデュアル端末「N902iL」に対応したことを発表した。
日立電線は6月13日、IP-PBX「AquaVocal」がNTTドコモのFOMA/無線LANデュアル端末「N902iL」に対応したこと発表した。同社の中小規模オフィス向けソリューションパッケージで選択できる端末が、従来の「N900iL」からN902iLに変更となる。
AquaVocalは、20人〜200人程度の中小規模オフィスでのIP電話システムをターゲットとした低価格のIP-PBX。各種内線/外線機能や公衆回線網、IP電話網などを備え、最大24の同時外線通話が可能。
同社の中小規模オフィス向けソリューションパッケージは、AquaVocalとユーザー数(20、50、100名)に応じたライセンス、イーサネットスイッチApresia、無線LANアクセスポイント、電話機からなる。電話機はN902iLのほかワイヤレスIP電話機「WirelessIP5000」、サクサの固定電話機が選択できる。
価格は電話機の組み合わせやアクセスポイントの数などで変わるが、無線LANアクセスポイントを含め50万円程度からとなる。
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