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NTT東西、スマートフォンを利用した法人向けVoIPサービスを開始
NTT東西は、法人向けIP電話サービス「ひかり電話ビジネスタイプ」でスマートフォンで利用可能なサービスを新たに開始する。
NTT東日本とNTT西日本は10月22日、法人向けIP電話サービス「ひかり電話ビジネスタイプ」をスマートフォンに対応させると発表した。10月23日から開始する。
新サービスは、NTTドコモが提供するスマートフォン「hTc Z」(HTC製)に、有償の専用ソフトフォン「モバイルソフトフォン」をインストールして利用できる。これにより、社内では無線LANを経由するモバイル内線端末として利用でき、屋外ではドコモのFOMA網を経由して内線通話ができる。通常の携帯電話端末として外線の発着信やデータ通信も可能。IPビジネスホン「Netcommunity SYSTEM αGX」シリーズの子機にもなるという(一部機種は12月以降に対応)。
PBX装置など利用しない場合の使用イメージ。(1)オフィス内ではひかり電話ビジネスタイプ端末として発着信、(2)外出先では携帯電話端末として発着信、(3)転送機能により、オフィスへの着信を自動的にhTc Zへ転送可能、(4)データ通信でサーバにアクセス可能
モバイルソフトフォンの価格は、1ライセンス当たり2万790円(税込み)で、追加ライセンスは1万290円(同)。同ソフトはhTc Zのみで動作する。
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