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WiMAXでモバイル内線が動いた、ネットインデックスらがデモに成功
ネットインデックスは、IP携帯電話がWiMAXで動作することを確認した。内線機能の動作も確認し、企業向けアプリの可能性を示した。
ネットインデックスは1月10日、米ネバダ州ラスベガスで開催の「2008 International CES」で、WiMAXでIP携帯電話を動作させるデモンストレーションに成功したと発表した。オフィス内線機能の動作も確認した。
デモでは、ネットインデックス、加賀電子、イスラエルのRuncom Technologiesが共同開発したWiMAX通信モジュールを搭載するIP携帯電話と、IP-PBXのオープンソースソフトウェア「Asterisk」をベースにしたシステムを利用。WiMAXの電波を使って、VoIPの動作を確認した。
動作を確認した機能は、VoIP通話のほか、転送や保留、自動応答などで、企業の内線システムで使われるものも含まれる。ネットインデックスでは、WiMAXの電波を利用した企業向けコミュニケーションシステムの実現が期待されるとしている。
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