ニュース
仮想環境やOracleに対応 変更管理ソフト「Tripwire」新版
監査対象の機器のポリシーを一元管理できるシステム変更管理ソフトウェアの新版をトリップワイヤ・ジャパンが発表した。
トリップワイヤ・ジャパンは1月23日、内部統制への対応を強化したシステム変更管理ソフトウェアの新版を発表した。
「Tripwire Enterprise 7 日本語版」を2月1日に出荷する。サーバやネットワーク機器のポリシーを一元的に定義し、監査対象の機器がポリシーを満たしているかを確認・リポートする機能を追加した。ポリシーに違反した場合は、自動的に正しい設定に修正したり、管理担当者に通知したりできる。ファイルやハッシュ値を管理するデータベースは新たにOracleにも対応した。VMWare、Solaris上の仮想マシンのシステム変更も検知できるようになった。
価格は、各種サーバを監視するソフトウェア「Tripwire Enterprise/Server」が194万2500円、OracleやSQL Serverなどの情報を管理するソフトウェア「Tripwire Enterprise/DB」が29万1900円、ファイルサーバのアクセス権限や操作履歴を管理するソフトウェア「Tripwire Enterprise/FS」が20万7900円など。
Tripwireは、ファイルのハッシュ値などを定期的に調べ、変更の有無を監視するツール。OSやネットワーク機器から設定ファイルを取り出してデータベースに記録し、設定コマンド単位で変更の有無を確認できる。
関連記事
- トリップワイヤ、価格を約3分の1に抑えた接続数限定の管理ツール
トリップワイヤ・ジャパンは7月26日、システム変更検出/管理ソフト「Tripwire for Servers」用の管理コンソールTripwire Manager 4.6の接続ライセンスを2台までに限定した「Tripwire Manager Lite 4.6 日本語版」を発売開始した。 - トリップワイヤ、「正しい変更か、それとも事故か」まで判断できる変更管理システム
トリップワイヤ・ジャパンは、ITシステムに加えられた変更を検出し、安定した運用を支援するためのシステム「Tripwire Enterprise 5.5 日本語版」を発表した。 - トリップワイヤ、インフラ変更管理ソフト「Tripwire Enterprise 5.5」を発表
トリップワイヤは、変更管理ソフトウェア「Tripwire Enterprise 5.5」日本語版を発表した。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.