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京大がスパコンを刷新 理論ピーク性能が7倍に
富士通は、京都大学から現行システムの7倍の理論ピーク性能、3倍以上のメモリ容量、100倍のストレージ容量を持つスパコンを受注した。
富士通は2月15日、京都大学から大規模クラスタシステムを中核としたスーパーコンピュータシステムを受注したと発表した。
HPCサーバ「HX600」416台で構成するスーパーコンピュータの大規模クラスタシステムはサーバ1台当たり「クアッドコアAMD Opteron プロセッサ」を4個搭載する。分散並列演算部では、最大理論ピーク性能が61.2TFLOPSに達する。
UNIXサーバ「SPARC Enterprise」7台で構成する大規模SMPクラスタ演算サーバは、1台当たり「SPARC64」プロセッサ(128CPUコア)および1Tバイトのメモリを搭載する。ディスクアレイ装置は「ETERNUS2000モデル200」32台で構成。800Tバイトのデータを保存できる。
現在稼働しているスーパーコンピュータ「PRIMEPOWER HPC2500」で構成するシステムの後継機となる。システム全体の理論ピーク性能は現行システムの7倍以上、総メモリ容量は3倍以上、総ストレージ容量は100倍以上。消費電力は1TFLOPS当たり85%削減できる。
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