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Cisco、ネットワーク用半導体製品を約5年ぶりに発表
Cisco Systemsは、1チップに40個のコア、8億個のトランジスタを搭載するネットワークプロセッサを開発した。
米Cisco Systemsは2月25日(現地時間)、ネットワークプロセッサ「Cisco QuantumFlow Processor」を発表した。
新製品は、1つのチップに40個のコアを搭載し、最大で160プロセスを同時に実行できる。2004年に発売した同社ルータ「Cisco Carrier Routing System(CRS-1)」用のカスタムチップ「Cisco Silicon Packet Processor(SPP)」のトランジスタ数が1億8500万個に対し、チップのトランジスタ密度を向上させたことにより、新製品では8億個となる。
同社は、半導体企業が開発した最先端のプロセッサにも匹敵する容量としている。
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