日本IBMは3月31日、地方銀行5行の次期基幹系システムの検討を支援することを明らかにした。
金融機関向けの「邦銀共通テンプレート」を使い、千葉銀行、第四銀行、北國銀行、中国銀行、伊予銀行の基幹系システムの検討を支援する。
同テンプレートは、金融機関における口座開設や決済といった業務をまとめ、事務プロセスを作ったもの。顧客登録や入出金など約150の事務で構成される。銀行はこのプロセスの一部を選び、数カ月のコンサルティングを受けることで、事務プロセスのモデルを構築できる。
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