日本HPは4月14日、中堅中小企業向けSAN(ストレージエリアネットワーク)市場にエントリディスクアレイ製品「HP StorageWorks Modular Smart Array 2000」(MSA2000)と、ミッドレンジディスクアレイ製品「HP StorageWorks 4400 Enterprise Virtual Array」(EVA4400)を投入すると発表した。パートナー企業向けの新プログラムも開始する。
MSA2000は、SAN製品を初めて利用するユーザーが低コストで導入できるよう設計したエントリディスクアレイ製品で、SAS・Serial ATAディスクをサポートし、ファイバチャネル(FC)およびiSCSI接続に対応している。
EVA4400は、エントリクラスの価格で中堅中小規模顧客のSAN導入を促進する製品という。
ストレージ導入においては、ディスクアレイに加えてSANスイッチなどインフラ製品にかかる費用の高さがSAN採用の阻害要因になっていたという。同社では、新製品の発表と同時にSANインフラ製品の大幅な値下げを実施する。パートナー企業向けに販売支援やトレーニング支援などを体系化して提供する「HP StorageWorks EVAパートナープログラム」を開始し、展開していくとしている。
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