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OpenOffice.orgのデータが検索可能に 「QuickSolution Portal」新版
検索ソフトウェアの新バージョン「QuickSolution Portal Ver.6.1.3」を住友電工情報システムが発売。OpenOffice.orgのデータ検索に対応した。
住友電工情報システムは5月13日、オープンソースのオフィスソフトウェア「OpenOffice.org」のファイル検索に対応したソフトウェア「QuickSolution Portal Ver.6.1.3」を発売した。
最新版では、テキストファイル、Microsoft Office、PDF、HTMLファイルなどに加え、OpenOffice.orgの文書ファイルの検索にも対応したことが特徴となる。
QuickSolution Portalは、ファイルサーバ、データベースサーバ、グループウェアなどに保存している文書やデータを全文検索できる企業内検索ソフトウェア。1台のPCサーバで1Tバイト、約1億件のデータを検索できるなど、大容量のデータを高速検索するのに適している。多言語に対応しており、辞書メンテナンスは不要。権限管理機能などを備えている。
価格は80万円から。OpenOffice.orgの利用を検討している企業に売り込み、全文検索エンジン「QuickSolution」と合わせて年間6億円の売り上げを目指す。
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