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サイボウズの大規模グループウェア、SaaS形式で提供開始:ガルーン 2がネット経由で
大規模向けグループウェア「サイボウズ ガルーン 2」がSaaS形式で提供される。ファーストサーバとフィードパスが販売する。
サイボウズは6月23日、大規模向けグループウェア「サイボウズ ガルーン 2」をSaaS(サービスとしてのソフトウェア)形式で提供すると発表した。パートナー企業のファーストサーバおよびフィードパスがそれぞれサービスを提供する。
ファーストサーバは「サイボウズ ガルーン 2 for ASP」の提供を6月26日に開始する。サーバのセットアップや管理、ソフトウェアのバージョンアップなどを同社が請け負う。SSLサーバ証明書による暗号化通信の機能を搭載している。価格は初期費用が12万6000円。月額費用は14万3850円で50アカウント分の費用を含む。年間50社への導入を目指す。
フィードパスは「サイボウズ ガルーン 2 for SaaS」の提供を始めた。ウイングアーク テクノロジーズが提供する帳票サービス、フィードパスのWebメール、Excite翻訳やGoogle、Wikipediaなどと連携ができるのが特徴。価格は個別見積もりとなる。12月までに10〜20社への導入を目指す。
サイボウズ ガルーン 2は社員のスケジュール管理や業務連絡ができるグループウェア。APIによる拡張性などを備え、1万人以上の大企業でも利用できる。
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