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NTTコムウェアが東京データセンターを増床 倍以上の床面積に:7000平方メートル増床
東京にあるデータセンターを7000平方メートル増床する。好条件の立地を生かして、都心の企業にデータセンターサービスを提供していく。
NTTコムウェアは6月24日、「東京データセンター」の増床を行い、11月にデータセンターサービスの提供を開始すると発表した。7000平方メートルを増床する。通信事業者の利用に耐え得るレベルの耐久性やセキュリティの構築を目指す。
東京データセンターは、JR山手線および地下鉄線の最寄り駅から徒歩5分の場所に立地している。近隣には宿泊施設やコンビニエンスストアもあるなど、利便性に優れている。増床により、山手線沿線に集まる企業のデータセンターサービスの需要に対応する。東京データセンターの総床面積は現在5000平方メートル。
増床するデータセンターでは、電力利用効率の向上を目指し、高電圧直流給電技術を取り入れるほか、ブレードサーバなどの高密度機器を収容できるようにする。これに伴い、2007年に参画した省電力化を推進する非営利団体「グリーン・グリッド」の活動も強化する見込みだ。
同社は、NTTグループの通信インフラや基幹システムの構築や運用で培ったノウハウを基に、東京、埼玉、大阪、京都でデータセンターサービスを展開している。事業継続や内部統制の対応で高まるITアウトソーシングへの需要を受け、増床に着手した。
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新棟の延べ床面積は約2万2000平方メートルになる。
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