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三菱東京UFJのシステム移行は「概ね順調」サービス強化に期待

三菱東京UFJ銀行におけるシステム統合の第2弾が7月7日に始まった。

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 三菱東京UFJ銀行におけるシステム統合の第2弾が7月7日に始まった。日立製作所製のホストコンピュータで稼働していた旧UFJ銀行のデータを、IBM製ホストコンピュータの統合新システムに移行する作業は、大きなトラブルなく「おおむね順調に稼働している」(広報)。

 7月7日の9店舗を皮切りに、8月11日に82店舗、9月16日に92店舗、11月10日に117店舗、12月15日に115店舗のシステム統合を実施し、年内に計420店舗の統合を完了させる考えだ。

 旧UFJ銀行を含め、システムが1本化することで、三菱東京UFJ銀行は顧客向けのサービスの充実を図る。例えば、旧UFJのサービス「オールワン」では、対象顧客の幅を広げる。従来は運用資産が500万円以上だったが、統合後はこれを50万円以上という条件に引き下げる。オールワンにはコンビニエンスンストアのATM手数料を終日無料にするなどの特典が含まれており、そうしたサービスを手軽に受けられるようになる。

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