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TBS、メール送信ミスで視聴者のアドレスを流出:70名のアドレスをCCで送信
視聴者にテレビ番組の案内を送る際に、CC(カーボンコピー)形式で一斉送信したため、お互いの電子メールに視聴者のアドレスが表示されるようになっていた。
TBSは7月25日、同社が保有する視聴者情報の一部が流出する事故があったと発表した。
同社が放映したテレビ番組「余命一ヶ月の花嫁」の番組ホームページに意見や感想を寄せた視聴者70名に対し、7月21日、22日に同番組のシンポジウムの案内を電子メールで送信。その際に宛先をCC(カーボンコピー)で一斉送信したため、視聴者のメールアドレスがお互いの電子メールに表示されるという事態が起こった。
TBSは既に該当者に電子メールでお詫びをした。今回の送信ミスでは、メールアドレス以外の個人情報は流出していないという。
今後は個人情報の管理を徹底するとしている。
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