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デル、ストレージの中位機種「Dell|EMC CX4ファミリ」を発売:従来の2倍の拡張性
搭載できるHDD数が従来機種の2倍となったストレージの中位機種をデルが発売した。
デルは8月12日、ストレージの中位機種「Dell|EMC CX4ファミリ」4製品を発売した。価格は個別見積もり。
Dell|EMC CX4ファミリは「Dell|EMC CX3-10c」の後継機種にあたり、搭載できるHDD数は従来製品の2倍となる960台。UltraFlexテクノロジーにより、ネットワーク間の接続に必要となるポートを拡張できる。
4機種すべてが仮想プロビジョニングに対応しており、必要に応じてストレージの容量を自動的に割り当てることができる。筐体の最適な冷却を実現する可変速ファンを使用した適応型冷却も可能。5400rpmで回転する1テラバイトのSATA HDDを搭載しており、標準的な7200rpmのHDDと比べて消費電力を32%削減できる。
ラインアップは以下の通り。
製品名 | システムメモリ | HDDの拡張性 |
---|---|---|
Dell|EMC CX4-120 | 最大6Gバイト | 最大120台 |
Dell|EMC CX4-240 | 最大8Gバイト | 最大240台 |
Dell|EMC CX4-480 | 最大16Gバイト | 最大480台 |
Dell|EMC CX4-960 | 最大32Gバイト | 最大960台 |
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