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トランスコスモス、大画面ネットワーク型のデジタルサイネージサービスを展開
フルHD対応のデジタルサイネージシステムを活用し、企業のマーケティング活動を支援するサービスを、トランスコスモスが包括的に展開する。
トランスコスモスは9月16日、大画面とネットワークを活用したデジタルサイネージ(電子看板)システムを採用し、企業の販売促進活動を支援するサービスの提供を開始したと発表した。
同サービスには、パナソニック システムソリューションズジャパンが提供するフルHD対応のデジタルサイネージシステム「NMstage」を活用。広告や案内、ニュースなど動画や静止画を、ネットワーク経由でプラズマディスプレイや液晶ディスプレイなどに配信できる。
同社はこれまでに、広告や宣伝をPCに配信する「ビデオパネル」、小型デジタルサイネージ「アドプロTVサービス」といったシステムを組み合わせたサービスも展開してきた。今回NMstageを採用したことで、あらゆる業態に合わせてデジタルサイネージのサービスを包括的に提供できるようになった。
新製品情報やカタログ検索、イベントのお知らせ、映像による店舗空間演出などを必要とするメーカー、流通、小売業などにサービスを展開する。価格は個別相談。初年度で5億円の売り上げを目指す。
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