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FirefoxとThunderbirdのアップデート公開、不具合や脆弱性に対処
Firefox 3.0.3はパスワード管理の不具合を修正。Thunderbird 2.0.0.17は7件の脆弱性を修正した。
Webブラウザ「Firefox」の不具合を修正したバージョン3.0.3と、メールソフトウェア「Thunderbird」の脆弱性を修正したバージョン2.0.0.17が公開された。いずれも日本語のWindows、Mac、Linux版がそれぞれ公開されている。
Firefoxはバージョン3.0.2がリリースされたばかりだが、直後にパスワードマネジャー機能の不具合が見つかり、英語以外のサイトで保存したパスワードが使えなくなったり、新しいパスワードを保存できなくなったりするといった現象が起きていた。
Firefox 3.0.3ではこの不具合を修正、全ユーザーにアップデートを呼びかけている。
Thunderbird 2.0.0.17は9月25日付で公開され、7件の脆弱性に対処した。このうち、ニュースグループメッセージのキャンセルによるヒープオーバーフロー(MFSA 2008-46)はThunderbirdとSeaMonkeyに特有の問題。UTF-8 URLのスタックバッファオーバーフロー問題(MFSA 2008-37)は、Firefoxでも先に修正された。いずれも任意のコード実行を許す恐れがあることから危険度「高」にランクされている。
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