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バリューエンジン、BlackBerryの導入/運用支援サービスを強化
スマートフォンBlackBerryの企業向けシステム構築サービスに、サーバ冗長化設定やSMB向け導入支援などのメニューを追加する。
モバイル関連コンサルティングのバリューエンジンは、スマートフォン「BlackBerry」の企業導入支援サービスを強化すると発表した。サーバシステムの冗長化や小規模企業向けの支援メニューを追加している。
サーバの冗長化移行支援サービスでは、200台以上のBlackBerry端末を運用する企業を対象に、端末からのアクセスを受け付けて社内のグループウェアなどと連携する「BlackBerry Enterprise Server(BES)」の冗長化やシステム設計を支援する。
提供内容は、端末のバックアップデータのリストアを伴う手動切り替え方式の設計やユーザーデータベースを共用する冗長方式の設計、二重化したシステムの自動監視、切り替えを行う専用ソフトを使用した自動切り替え方式の設計、データ移行手順の作成およびデータ移行作業、運用トレーニングなどとなる。
小規模企業向けの導入支援では、NTTドコモが提供する「ブラックベリーインターネットサービス」を利用して、BlackBerry端末からWebメールサービスや業務アプリケーションなどを利用するための導入支援を行う。
サービス料金は、冗長化コンサルティングサービスが150万円から、小規模企業向けの導入支援サービスは応相談となっている。
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