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TSUTAYA TVの映像ダウンロード配信サービス、富士通製品でインフラ構築 :12月にスタート
12月にツタヤオンラインが開始するハイビジョン映像のダウンロード配信サービスを、富士通の映像配信プラットフォームが支える。
ツタヤオンラインは、12月に開始するハイビジョン映像のダウンロード配信サービスのインフラ構築に、富士通の映像配信プラットフォームを採用した。サービスを提供した富士通が11月12日に発表した。
同社はデジタルテレビ向け映像配信サービス「TSUTAYA TV」を展開している。今回新たに、HDDを搭載したデジタルテレビやBlu-rayディスクレコーダーなどに、インターネット経由で映像作品をダウンロードして視聴できる「TSUTAYA TV ダウンロードサービス」を開始する。そのインフラとして、PCやデジタル家電に高画質映像を配信するインフラをSaaS(サービスとしてのソフトウェア)として提供する富士通の「FENICS IPビデオ配信サービス」を採用した。
FENICS IPビデオ配信サービスを映像コンテンツを配信するプロバイダと連携することで、ユーザーに映像コンテンツやライセンスを配信する基盤を構築できる。ツタヤオンラインは、同サービスがデジタル家電向けのダウンロード型映像配信の標準仕様に対応しており、必要なリソースをオンデマンドかつ従量課金で導入できることを評価して、採用を決めた。
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