ニュース
北陸労働金庫、3県・55拠点を結ぶ遠隔会議を実現
北陸労働金庫は、福井、金沢、富山の3県にある本店と支店にビデオ会議システムを導入し、遠隔会議や職員の研修に利用している。金庫の利用顧客への遠隔相談サービスにも利用したい考えだ。
北陸労働金庫は、福井、金沢、富山の3県の拠点を結ぶビデオ会議システムを導入した。各県の本部や支店など、計55拠点で稼働している。OKIのビデオ会議システム「Visual Nexus」を導入、構築や導入、保守などをOKIカスタマアドテックが担当した。
システムの導入により本店と支店のPC端末を結んで遠隔会議ができるようになり、研修などを定期的に開催している。同システムが持つ、PC上で作成した資料を共有する機能でプレゼンテーションや研修用の教育資料などを配信し、会議における情報共有の手段として役立てている。将来的には、金庫の利用者が、最寄りの支店から本店に常駐する金融サービス担当に相談できる遠隔窓口としての拡張も検討しているという。
Visual Nexusは通信プロトコルの国際標準規格のH.323に準拠するビデオ会議システム。同金庫では、既設のネットワークを用いて負荷をかけずに55拠点を接続できること、来店顧客への対応のために高画像、高性能の音声が提供できることを重視してシステムを検討した。
*** 一部省略されたコンテンツがあります。PC版でご覧ください。 ***
関連記事
- 愛知県立芸術大学、高校との遠隔授業をハイビジョン画質のシステムで実現
愛知県立芸術大学が愛知県立岩倉総合高校に、遠隔授業を提供するための双方向映像配信のインフラに、NTTレゾナントのハイビジョン画質を実現する映像サービスを採用した。美術作品や課題製作物を動画で配信しながら授業をする。 - 大和証券グループ本社、役員会議に液晶ペンタブレットを活用
会議資料を電子化して紙の資料を減らすことを狙いとして、大和証券グループ本社は液晶ペンタブレットを用いた会議システムを運用している。資料の置き忘れをなくせるなど、情報漏えいの防止にも役立っている。 - キヤノンMJ、全国50拠点にビデオ会議システムを82台導入 移動コストをゼロに
キヤノンマーケティングジャパンは、各営業所の担当者を集めて開催していた会議をビデオ会議でできるようにした。移動時間をなくすことで、時間を有効に使えるようになった。 - ダイキン工業、NECの役員会議システムを導入 海外拠点の意志決定を迅速化
グローバル拠点での経営の意志決定を加速させるために、ダイキン工業はNECの役員会議システムを導入した。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.