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大塚商会とインスパイア、ソニーの認証技術を活用したサービス開発で提携:企業向けセキュリティサービスで
大塚商会とインスパイアは、ソニーの認証技術「mofiria」を活用した企業向けセキュリティサービスの開発で協業する。
大塚商会とインスパイアは2月2日、ソニーの指静脈認証技術「mofiria」を活用した企業向けセキュリティサービスの開発で協業すると発表した。
mofiriaは、ソニーが独自開発した光学機構と認証アルゴリズムを利用した小型の生体認証技術。採用理由について、大塚商会では「認証速度の速さや認証精度の高さ、コンパクトサイズである点がユーザー認証の可能性を広げる」と説明している。
大塚商会は、mofiriaを利用したシステム構築やASPプラットフォームを通じたサービス開発を行う。インスパイアは、ASPプラットフォームの開発と大塚商会が開発したサービスなどの導入コンサルティングを提供する。
大塚商会では企業内のセキュリティ管理業務や企業間ネットワークで各種サービスを予定。具体的には、Active Directoryと連携したIDの統合運用や入退室管理システムでの利用、クライアントPCへのセキュリティサービス(ウイルス対策、遠隔データ消去)、システム資産管理などのサービスを提供する。また、時刻認証サービスやDRM(デジタル著作権管理)サービスなども検討する。
これらのサービス開発には、綜合警備保障やマイクロソフト、トレンドマイクロ、ワンビ、OSK、サイバートラストといった既存の提携関係も活用するという。
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