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SAPジャパンと豆蔵、SOA分野で協業:SOAアーキテクトへの転向支援
SAPジャパンと豆蔵はSOA分野で協業すると発表した。豆蔵がSAPに特化したコンサルティング組織をつくるなど、人材育成を柱にSOA関連の事業を強化する。
SAPジャパンと豆蔵は2月12日、サービス指向アーキテクチャ(SOA)分野で協業すると発表した。豆蔵がSAPに特化したコンサルティング組織をつくるなど、人材育成を柱にSOA関連の事業を強化する。
豆蔵は2月に既に、ビジネスソリューション事業部SOAユニット内に、5人で構成するSAPのSOA戦略コンサルティングチームを設立した。システム開発上流工程でのビジネスプロセスやサービスのモデリング手法、プロジェクト管理スキルといったノウハウを顧客向けに提供する。
豆蔵が開発したenThologと呼ぶSOA方法論を活用し、NetWeaverを基盤にするSAP製品を活用したSOA導入支援サービスも開始する。具体的には、ビジネスプロセスや分散システムの設計を支援する。
両社は、SOA対応アーキテクトを共同で育成する。ERPを専門とする技術者がSOAを活用する「アーキテクト」に転向できるような教育を提供する。ビジネスプロセス・エキスパート向けコースやNetWeaver 7 Java開発者向けコースの提供を予定している。SAPが提唱する技術者コミュニティの拡大も共同で実施するとしている。
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