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Zend、PHP Webアプリケーションサーバ「Zend Server」を公開
ZendはApache、PHP、Zend Framwork、PHP Optimizerなどに対応したWebアプリケーションサーバのβ版を公開した。
Zend Technologiesは2月18日、同社初のアプリケーションサーバ「Zend Server」を発表、β版を公開した。ミッションクリティカルなPHPアプリケーションを運用・管理できる。Windows、Linux、Macに対応、同社Webサイトから無料でダウンロードできる。
Zend Serverは、信頼性、性能、安全などの要求が高いPHPアプリケーションを動かすサーバソフトウェア。
Apache、PHP、Zend Framwork、PHP Optimizerの設定を高速に行うネイティブインストーラ、PHPアプリケーション設定のための管理ツールを持つ。主要データベースと容易に接続できるほか、Javaコネクタも用意した。
PHPバイトコードキャッシュとフルページキャッシュを利用して、アプリケーションに変更を加えることなく性能を強化できるという。PHPスクリプト実行の鈍化やエラー、メモリ利用量の超過などの問題を検出し、事前に対応するモニタリング機能もある。
ページキャッシュ、モニタリング、サポートが付いた商用版と無料のCommunity Edition(CE)の2エディションで展開する。商用版は、正式版より有料となる。
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