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チャットで詐欺サイトに誘導、Gmailパスワードを狙う情報を盗む

詐欺サイトでは、ビデオを見るためと称してGmailのユーザー名とパスワードの入力を求められる。

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 米GoogleのWebメールサービス「Gmail」のユーザーを標的に、「Google Talk」のチャットを使ったフィッシング詐欺が起きていると、セキュリティ企業のSophosが2月25日のブログで伝えた。

 Sophosの研究者グラハム・クルーリー氏によると、この手口はGoogle Talkで「check out this video!」(このビデオは要チェック!)というメッセージが送られてくる。それに続くリンクをクリックすると、「ViddyHo」というWebサイトにリダイレクトされ、ビデオを見るためにはログインする必要があるとして、Gmailのユーザー名とパスワードを入力するよう求められる。


入力を促す詐欺サイト(Sophosより)

 ここでうっかり入力してしまうと、自分のアカウントに侵入されて、メールアドレスや個人情報などを盗まれたり、金銭的な被害を被ったりする可能性もある。

 チャットで不審なメッセージが届くことが電子メールに比べて少ないため、ユーザーはだまされやすいとクルーリー氏は指摘する。この手口に引っかかってしまった場合、すぐにGmailのパスワードを変更し、同じパスワードを別のサイトで使っている場合も変更した方がいいとしている。

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