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IBM、データ関係管理ソフトのExerosを買収:IOD戦略の一環
Exerosの技術を新コンサルティング部門「Business Analytics and Optimization Services」で活用する意向だ。
米IBMは5月5日、データ関係管理ソフトウェアベンダーの米Exerosを買収することで合意したと発表した。買収条件は非公開。
Exerosのデータ関係管理ソフトは、複数のデータベース間の隠れた関係性を自動的に分析する。例えばカード会社などが、複数のデータベースにまたがる膨大なデータから任意の顧客の情報を抽出するといったプロセスを飛躍的に簡易化するという。
この買収により、IBMは2006年2月に発表した「Information on Demand(IOD)」戦略をさらに強化する意向。
IODは、物理的統合や仮想的統合によってアプリケーションが自由にDBを参照できる環境を作ることを目指す戦略。IBMはこれまで同戦略の一環として、Cognosなど多数のBI関連企業を買収してきた。
IBMは向こう数カ月でExeroをInformation Management Software部門に組み込む。4月に同社が発表した新コンサルティング部門「Business Analytics and Optimization Services」でもExeroの技術を活用するとしている。
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