ネットレイティングスが5月27日に発表したインターネット利用動向調査によると、Twitterの4月の国内ユニークユーザー(UU、家庭と職場からのアクセス)は52万1000人で、2月の23万9000人から倍増した。
1月のUUは20万。1月を1とした伸び率で見ると、2月が1.5、3月が1.8(35万7000人)、4月は2.6と順調に伸びている。
グローバルでは米国や英国で利用が盛んで、米国の4月のUUは1708万2000(1月は455万6000)、英国は251万5000(同68万5000)と日本をはるかにしのいでいる。
4月の1人当たりの平均利用時間は、日本が4分57秒、米国が17分33秒、英国が27分19秒。男女比(男性:女性)は日本が75:25、米国が45:55、英国が46:54となっている。
同社の鈴木成典シニアアナリストは、「米国や英国では、著名人によるTwitterを活用した情報発信が盛んになったことでUUを伸ばしている。日本ではまだ一部のユーザーが利便性に気づき始めている段階。今後、影響力のある著名人がTwitterを利用すればUUが急増し、活用する企業も増えるだろう」とコメントしている。
関連記事
- Twitter、「広告でなくツールを収益源に」
Twitterは広告販売ではなく、企業ユーザー向けのアドオンなどのツールを収益につなげたい考えだ。(ロイター) - Twitterの急成長続く 4月は米ビジターが3000%増
4月のTwitterの米ビジター数は前月から83%、前年同月から3000%増加した。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.