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HDE、サーバ仮想化管理ソフトウェアをOSSで公開
HDEはサーバ仮想化管理ソフトウェア「Karesansui」をオープンソースとして公開した。現在サポートしているハイパーバイザーはXenだけだが、今後KVMにも対応予定。
HDEは5月28日、Pythonで記述されたサーバ仮想化管理ソフトウェア「Karesansui」をオープンソースとして無償公開した。合わせて、Karesansuiの開発を推進するKaresansui Projectを立ち上げている。
Karesansuiでは、RESTfulアーキテクチャを採用。ゲストOSの起動・停止・管理(スナップショットの作成、CPU数、メモリサイズの変更など)をWebブラウザ上から行える。対応ホストOSはCentOS 5.3以降、ゲストOSはXenの準仮想化に対応しているOSすべてを操作可能。今後KVMにも対応予定としている。
ライセンスについては、コア部分がLGPL、そのほかの部分がGPLとなっている。
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