Panda、クラウドベースの統合セキュリティソフトを発売
Panda Securityは、インターネット経由でマルウェアの検知・駆除を行う統合セキュリティソフトを発売した。
Panda Securityの日本法人PS Japanは6月25日、個人向け統合セキュリティソフトの最新版「Panda Global Protection 2010」など4製品を発売した。オンラインショップで提供する。
新製品は、マルウェアの検知・駆除をインターネット経由で行うようにしたことで、メモリ消費量を従来に比べて8割削減した。ユーザーなどからのマルウェア情報を蓄積した「Collective Intelligence」というオンラインデータベースを参照する仕組みで、PCにパターンファイルデータを持つ従来型の方法に比べて、パフォーマンスが向上するという。
製品ラインアップは、ネットブック向けの「Antivirus for Netbooks」とウイルス対策やパーソナルファイアウォール機能を持つ「Antivirus Pro 2010」、フィッシング対策も搭載した「Internet Secrurity」、Global Protection 2010の4つ。Global Protection 2010にはスパム対策やペアレンタルコントール機能、5Gバイトのオンラインバックアップサービスも含まれる。
年間ライセンスは、Antivirus for Netbooksが3995円から、Antivirus Pro 2010が4995円から、Internet Security 2010が7995円から、Global Protection 2010が8995円から。半年間ライセンスも用意する。Antivirus for Netbooks以外は、3台までのPCにインストールできる。
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