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Google、「Apps Sync for Microsoft Outlook」の同期化問題を解消:Microsoftとの協力で
Googleは、MicrosoftのExchange ServerからGoogle Appsへの移行を促すツールで生じたバグを、Microsoftとの協力により解消した。
米Googleは6月30日、Google AppsとOutlookの同期を可能にするツール「Apps Sync for Microsoft Outlook」で報告されていたOutlook検索を無効にするバグを解消したと発表した。
Googleは同ツールをOutlookのプラグインとして10日にリリースしたが、その後「Windowsデスクトップサーチ」でのすべてのOutlookのデータのインデクシングと検索ができなくなるほか、幾つかのバグが見つかった。
GoogleはMicrosoftと協力し、Windowsデスクトップサーチに関連するバグを修正し、Outlookのデータの検索を可能にした。また「Microsoft Office Outlook Connector」プラグイン経由の「Windows Live Hotmail」への接続もサポートした。
Googleは同日、Microsoft ExchangeからGoogle Appsへの移行を検討する企業ユーザー向けの情報サイトの立ち上げも発表した。
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