KDDIは、業務に使うPCをリモート管理できるサービス「PCリモート管理サービス」を8月24日から始めると発表した。SaaS(サービスとしてのソフトウェア)形態で提供する。
サービスメニューは、PCの資産情報を一元管理する「PC資産管理」と、企業外で利用する場合のセキュリティ対策を強化する「PC操作ログ」の2種類。PC資産管理は、OSやインストールされたソフト、パッチ適用やウイルス対策状況に関する情報を自動的に収集し、管理者へWebリポートとして提供する。PC操作ログは、ファイルの編集や外部記憶媒体への保存など、PC上で行われた操作ログを自動的に収集、リポートする。
SaaS型で提供されるため、システム構築などの初期投資が不要なほか、支店や事業所、遠隔地のクライアントPCを管理者が自席から管理できる。モバイルPCやテレワーク用のPCも一元的に管理可能だという。
料金は、2つのメニューを同時利用する場合がPC1台当たり月額735円、個別に利用する場合は1メニューにつき同525円。このほか、申し込み台数と申し込みメニューの月額料金1カ月分を掛け合わせたサービス設定工事費が必要になる。
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