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KDDI、リモートアクセス型シンクライアントサービスを試験導入
KDDIは、携帯電話などを認証に使うリモートアクセス型シンクライアントサービス(仮称)の無料試験サービスを9月末まで実施する。
KDDIは5月27日、「リモートアクセス型シンクライアントサービス(仮称)」の試験サービスを5月28日に始めると発表した。9月末まで無償提供する。
同サービスは、KDDIのデータセンターを経由して企業内の自席PCへ外部からアクセスして、利用する。PCに専用ソフトをインストールし、認証にUSBメモリと携帯電話を使用。多要素認証と通信経路の暗号化を併用することで、なりすましや通信の盗聴を防止する。
PCへ接続する際には企業内ファイアウォールの既存もしくは空きポートを利用するため、ネットワーク設定を大規模に変更する手間がない。これにより、テレワーク環境を迅速に運用できるとしている。
試験サービスでは100社程度(1社50IDまで)のモニター企業を募集し、期間中の料金は無償(認証用USBメモリや携帯電話はユーザーが用意)。10月から有償サービスへ移行する予定となっている。
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